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伸びる子どもはココが違う!第6回「学習ゲームの魅力とは?」

Interview インタビュー

単純作業を楽しくする、「学習ゲーム」の可能性

計算や暗記など、勉強の基礎は反復練習です。そこで面倒に感じたり、うまく覚えられなくなってつまずく子どもたちがたくさんいます。一方、ゲームの作業も非常に単純で、その点は勉強と似ているのですが、なぜ子どもはゲームには夢中になるのでしょうか?


減点評価と加点評価

勉強は100点満点から間違った箇所の点数が引かれる減点式。ゲームはどんどんポイントがたまり、次のステージに進める加点式。ここが大きな違いです。減点式は失敗を恐れてびびってしまったり、落ち込んだりしますが、加点式は「できたらクリア」のプラス評価。ほめられることでモチベーションが上がり、どんどん続けられるのが人間の心理なのです。


しかけやご褒美

単調な勉強と違って、ゲームには仕掛けがたくさんあります。魅力的なキャラクターが次々登場したり、アニメーションが動いたり、音楽が流れたり、目標をクリアしたらご褒美がもらえたり。とにかく子どもが飽きない、ワクワクする仕掛けがたくさんあるから夢中になるのです。

「学習ゲーム」の使い方

このゲームの良さを勉強にも生かせないか?と考えたのが学習ゲーム。単純作業という点では似ている勉強に、ゲームの飽きない仕掛けやワクワク感をもたせて、楽しく反復学習をしてもらおうというのがコンセプトです。仕掛けや工夫がたくさんある中で、「いつのまにか何度も繰り返し学習をして覚えている」「楽しくて記憶に残りやすい」、それが学習ゲームの面白さ。
勉強をゲームでするなんてふざけていると誤解されることもあるのですが、「無意識のうちに楽しく反復学習ができるツール」と考えていただきたいですね。実際に活用している大手学習塾も増えています。


ただしその性質上、「学習ゲーム」は文章問題ではなく、反復練習を必要とする基礎学習に適しています。「学習ゲーム」ですべてをカバーするのではなく、勉強を好きになるきっかけとして、そして「できる体験」を増やすために活用してほしいですね。

よい「学習ゲーム」の見分け方

魅力的なキャラクターやストーリー設定といった見せ方は大事ですが、「学習ゲーム」としての内容の質の高さが何よりも大切です。例えば以下のポイントがあります。


  • 難しすぎて嫌になるような問題は入っていない
  • 一度間違えると同じ問題が優先的に出るような学習効果がある
  • 繰り返しやっているとまた同じような問題が出ることで知識が定着する
  • 間違えても「おしい」と思ってまたやりたくなるような構成になっている

子どもの心理と学習効果を高度に組み合わせた内容であることが、「学習ゲーム」を選ぶ決め手になると思います。学習ゲームで子どもたちが苦手な反復学習をクリアし、基礎力を身につけてほしいですね。
無料学習ゲームサイト http://www.19online.net/

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