ログイン新規登録ヘルプ

伸びる子どもはココが違う! 第1回「親のこんな態度は子どもにマイナス!?」

Interview インタビュー

株式会社 まなゲー 代表取締役 池田 俊明 氏
※プロフィール
学習塾「高学館」を友人らと設立。のべ1000人以上の子どもたちの指導にあたる。その後、学習ゲームサイト「「19online.net」を開設。株式会社ウィザス(「第一ゼミナール」「第一高等学院」)【JASDAQ 上場】」への学習ゲームコンテンツ提供契約を締結。
株式会社 まなゲー  http://www.manag.co.jp/
無料学習ゲームサイト http://www.19online.net/

入塾の時には保護者の方ともお話をするのですが、勉強について、子育てについて、本当にさまざまな考え方をお聞きしました。私の経験から言えることですが、以下の3つのタイプの保護者の方は、これまで子どもに少なからず「マイナスの影響」を与えてきた可能性があります。ドキッとする方もいるかもしれませんが、今からでも修正可能!ぜひ今後の参考にしてくださいね。

必死さが過剰!タイプ

一生懸命子どものことを考えるのはわかるのですが、度を超えてしまっている人がいます。あまりにも必死な様子が表に出過ぎてしまい、子どもの学力に対する親のあせりや危機感が過剰。そんな親の態度を毎日見ている子どもはどんな気持ちでいるのでしょうか?子どもがネガティブにあせったり、精神的に追いつめられたりしたら、それは逆効果。親が危機感をあおって必死になったところで、子どもの学習意欲アップの助けにはならないですよね。

知識アピール!タイプ

受験についてとても勉強している保護者。それは熱心でいいことなのですが、中には塾でその知識をアピールして極端な持論を展開する方も。そのような場合、何もかも子どもの先回りをして情報を与え過ぎるという傾向が見られます。


そしてその子どもたちが口を揃えて言うのは、「勉強は親がやれって言うからやっている(だけ)」・・・受動的な学習態度で何年もやってきたわけです。こういった子どもたちは親や先生に逆らわず、うまくかわしながらこなし、見えないところでさぼったりするので一見問題がないように思われがち。ただし、その自発性のなさが実は問題で、高学年になった時や、より難しいステージに上がった時に、自力で乗り越えられなくなることがあります。

勝手な目標設定!タイプ

親が自ら情報収集し、「あるべき子どもの勉強スタイル」「理想的な進学シミュレーション」を勝手に築いてしまうと、子どもの実像からかけ離れてしまうことがよくあります。学習計画を未熟な子どもに立てさせられない、という気持ちもわかるのですが、主役不在のまま親が目標を立ててレールをひくことが、必ずしも子どもにとってプラスにならないケースを私はたくさん見てきました。遠い将来の目標を親に勝手に決められた子どもが、日々の学習に意欲を持てるのかは疑問です。

関連記事をピックアップ

ページトップへ

ログイン

すでに会員登録がお済みの方は以下よりログインして下さい。

会員ID

パスワード

ログイン

Articles 記事