美肌に欠かせないのは「ビタミンA、C、E」、総称してビタミンACE(エース)と呼ばれています。ビタミンAはベータカロチンを多く含んだ、にんじんやかぼちゃ、小松菜、モロヘイヤ、シソなど、ビタミンCは芽キャベツ、赤ピーマン、ブロッコリー、パセリなど、ビタミンEはアボカド、赤ピーマン、ナッツなどで摂取することができます。それに加えて食物繊維も美肌に大切な栄養素なのですが、それは腸のおそうじをしてくれるから。腸がすっきりしないとお肌の調子が悪くなったり、お腹がポッコリ出てしまう経験は誰にでもあるはず。腸をきれいに整えてくれる食物繊維はカロリーが少ない食材に多く含まれているので、たくさん摂取することでダイエット効果もあるというわけです。
カロリーダウンの決め手は野菜の下ごしらえにあり!と言っても過言ではないほど。なぜなら、油の使用量を少なくすることでカロリーを簡単に抑えることができるからです。それには野菜をレンジで加熱するだけ。ちょっとしたポイントを押さえておくと、手間なく下ごしらえができます。
【豆知識】食物繊維には水溶性と不溶性があります。不溶性は野菜などに含まれる糸状に長い筋で、ザラザラしているのが特徴。穀類、野菜、豆類に含まれています。腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進。水溶性は昆布、わかめ、こんにゃく、果物に含まれ、ネバネバ、ヌルヌルしています。糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えます。
繊維たっぷりのごぼうですが、きんぴら以外ではあまり使わない、という人も多いのでは?そこで、簡単・ごぼうレシピをご紹介します!
※下ごしらえ・・・皮は台所用タワシで洗い、包丁の背でこそげる。
※アク取り・・・ごぼうのアク取りは、1回水にさらすだけ。それも5分ぐらいで充分。
ゆでた新ごぼうを熱いうちにドレッシング(オリーブオイル、酢、塩)につけ込むだけ。パセリのみじん切りを散らすときれいです!好みでしょうゆ、あれば粒マスタードをプラスして。
ごぼうは面倒な千切りにしなくても、薄切りでもOK。ゆでたごぼうにいつもの醤油ベースの味付けもいいけれど、味噌+砂糖バージョンや豆板醤バージョンも変化があっておいしいですよ!
※味噌+砂糖バージョン
ごぼう一本に対して 味噌大さじ1杯、砂糖小さじ2杯、みりん大さじ1杯、酒大さじ1杯
※豆板醤バージョン
ごぼう一本に対して 味噌+砂糖バージョンに豆板醤小さじ1杯をプラス
他にも、薄切りにしたごぼうを素揚げにして塩をパラパラ振るだけでも美味!チップス感覚でビールのあてにぴったりです。一本買ったごぼうが余ったら、お味噌汁に入れるといいですね。
食物繊維が多い果物と言えば、アボカド、パイナップルやキウイ、マンゴー、バナナ、リンゴ。カロテンが豊富なマンゴーですが、うるし科なのでアレルギー反応(手がかゆくなったり、口の周りがかぶれるなど)には注意してください。
中でもパイナップルは安い時に丸ごと一つ買っておくと便利でお得!クラウンと呼ばれる葉は、タオルを手に巻いてねじると簡単に取れます。適当な大きさにカットして冷凍し、ジュースにしたり、ヨーグルトやサラダに入れたり。手軽に食物繊維が摂れます。