ナス、キュウリやトマト、ピーマン、レタス、セロリなどの夏野菜はサラダにもよく使われ、体温を下げてくれるのでクールダウンにぴったり。その反面、食べ過ぎると体を冷やしてしまうデメリットも。まして、暑い日にはそうめんや冷製パスタ、冷しゃぶなどひんやりしたメニューに偏りがち。それをクーラーがキーンときいた部屋で食べたらなおのこと、体は冷えて代謝が悪くなってしまいます。
冷えはダイエットの大敵!代謝を上げて脂肪を燃焼させるためには、生のサラダや冷製メニューばかりでなく、調理したもの、特に夏野菜はボイルして温野菜として食べるなど、一品でもあたたかいものを摂るようにすることが大切です!
カロリーダウンの決め手は野菜の下ごしらえにあり!と言っても過言ではないほど。なぜなら、油の使用量を少なくすることでカロリーを簡単に抑えることができるからです。それには野菜をレンジで加熱するだけ。ちょっとしたポイントを押さえておくと、手間なく下ごしらえができます。
野菜をきれいに洗って適度な大きさに切り、お皿にのせ、ラップをかるくかけてレンジで加熱。下ごしらえキーがない場合は分量によって加減しましょう。
野菜の水気はふきとらずに、洗ったあとの水分はそのままでOK。
ほうれん草、小松菜など青菜は部位によって堅さが違うので、途中で一度並べ替えるとまんべんなく加熱できます。
※ほうれん草などのアクが強い野菜は、レンジで加熱したあと水にさらすことを忘れずに。
油をひかなくてもすむようにテフロン加工などのフライパンがよく使われていますが、炒め物にはやはり少量の油を入れるとおいしくなりますよね。そこで、できるだけ植物性の油を使うようにしましょう。植物油は不飽和脂肪酸を多く含み血液中のコレステロールを下げる働きがあり、ビタミンEも豊富で動脈硬化などの予防に効果があると言われています。
反対に動物性油脂は飽和脂肪酸を多く含み生活習慣病の引き金になりやすく、過剰摂取に気をつけることが必要。控えめに使う油だからこそ、その質にはこだわりたいですよね。オリーブオイルやこめ油(米油)、グレープシードオイルなどがおすすめです。
揚げ物料理をするときは油の量をできるだけ減らして、「揚げ焼き」にするといいですね。具材がしっかりかくれるまで油を入れるのではなく、ソテーよりも多めの油の中で両面をしっかり焼いていきます。
また、カツ料理の場合はパン粉の種類も大切。パン粉が細目のものを選べば、油の吸収が少なくて済みます。
お肉料理の場合は、お肉の倍の野菜を摂ることを忘れずに。