ほめられて嬉しいのは大人も子どもも一緒ですよね。否定的な言葉を浴びせられると萎縮したり、自分に自信が持てなかったり、自尊心が低くなってしまいます。そうならないためには、いいところを見つけてプラスの言葉がけをすることは大切ですね。(ほめている自分も、気分がよくなりますしね!)
ほめるところがない、なんて言わないでくださいね。親がちゃんと見えていないか、ハードルが高すぎるか、いずれにしても親の見方がずれているのでは?確かに「怒らずにほめる」なんてマニュル通りにいかないこともありますが、理不尽な怒り方や感情に任せた言葉は、子どもの心には響きません。
何より大切なのは、子どもを「勇気づける」こと。それは、自分で前へ進めるように励ますこと、親が手伝えない場面で一人で乗り越える力を持たせること。「ほめる」ことが上からの目線だとしたら、「勇気づける」ことは同じ高さの目線で前方を指し示すイメージ。一歩踏み出せるように見守り、促すことですね。
どんな言葉で勇気づければいいのかはその子によって、その場面によっても違うもの。その試行錯誤が子育てなのかもしれません。