体の内側ではホルモンバランスの崩れや、新陳代謝の衰えによって加齢が進みます。また外からの刺激としては紫外線や乾燥によって加齢が加速してしまうので、きちんとしたケアが必要になってきます。
加齢とともに肌が元々持っていた天然の保湿成分が減少するため、うるおいがなくなってきます。また、肌のバリア機能であるセラミドも減少するため、外からのダメージを受けやすくなってしまうのです。足りなくなってくる保湿成分はちゃんと外から補うことが大切です。
紫外線がシミの原因の８割と言われ、最近では「光老化」と呼ばれるほど。紫外線を浴びるとメラニンが作られるのですが、加齢によって肌の代謝機能（ターンオーバー）や細胞活性が衰えて再生力が落ち、メラニンが滞留してシミになってしまいます。 また、シワの原因は紫外線、乾燥、睡眠不足など。真皮のコラーゲンやエラスチンが加齢とともに減少するとハリがなくなって、より深いシワを作ってしまいます。
加齢によって女性ホルモン（エストロゲン）が減少し、コラーゲンやエラスチンが減少することで皮下組織を支えられなくなり、ハリを失った肌は下がってしまうことに。特にほほからあごにかけては脂肪が一番厚いため、フェイスラインがたるんでくるのです。また、年齢とともに筋肉が衰えることもたるみに拍車をかけています。
体内の活性酸素が増えすぎると細胞を酸化させ、細胞膜をさびつかせるので肌はダメージを受けてしまいます。この活性酸素を抑える酵素は４０歳を超えて５０歳に向かう頃から減少傾向。逆に、活性酸素を溜め込んでしまう喫煙、紫外線、ストレス、過度のアルコール、食品添加物などを意識して遠ざけることで、肌はイキイキと健康な状態を保ちます。
抗酸化の食物は色が濃いものと言われています。偏ることなく、バランスよく摂取しましょう。
〜抗酸化物質が含まれる食品〜
ポリフェノール・・・ブルーベリー、ワイン、ココア、チョコレートなど
カロテノイド・・・赤ピーマン、ブロッコリー、にんじんなど
ビタミンC・・・キウイ、イチゴ、小松菜、かぼちゃなど
ビタミンE・・・大豆、穀類、モロヘイヤ、ニラ、アーモンドなど
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