UV製品が続々登場するこの季節。紫外線に対する正しい知識をおさらいすることで、お肌をしっかりガードしましょう!
薄い雲だと紫外線の80%がスルーして私たちの肌へ届いてしまいます!
日焼けを起こす紫外線は、実は暑く感じないものなのです。
日焼け止めはある程度の防止効果はありますが、太陽に長時間あたっても日焼けしないといった、完璧なものではありません。
目に限った場合なら、帽子をかぶると紫外線は20%減少し、UVカット機能を持った眼鏡やサングラスを着用すると90%減少します。(正面からだけでなく横からも紫外線を浴びるので、顔の形に合ったものを選ぶことが大切です。)
紫外線の強さは時刻や季節、天候、オゾン量によって変わってきます。同じ気象条件の場合、太陽が頭上に来るほど強くなり、一日の中では正午頃、季節では6〜8月が最も強く、また標高の高い場所の方が強くなります。雪や砂は紫外線を強く反射するので、スキーや海水浴のときは強い日焼けをしやすくなります。
「紫外線量=紫外線の強さ×浴びた時間」なので、弱い紫外線でも長時間浴びると、強い紫外線を短時間浴びたのと同じことになります。
(参考:WHO : Global solar UV index-A practical guide- 2002 WHO:Protection against exposure to ultraviolet radiation 1995 より)
確かに日焼け、しわ、シミ等の原因となり、時には悪性の腫瘍や白内障を引き起こすといったデメリットはありますが、洗濯物や布団を干すと病原菌をやっつけてくれますし(日光消毒)、カルシウム代謝に重要なビタミンDを皮膚で合成する手助けとなる、などのメリットもあります。
次ページでは、うっかり日焼けしてしまった時の対処法をご紹介します。