誕生日や結婚記念日、クリスマスなど、いつもと違って食卓を華やかに飾りたいとき、フランス料理は大活躍してくれます。ちょっと手の込んだ料理やテーブルコーディネートの特別感にワクワクする家族・・・きっと話もはずむでしょう。
お客さまを招くおもてなしの日には、メニューは季節を意識して考えるといいですね。例えば夏は暑さをふきとばすために辛いものをとり入れたり、フルーツトマトをたくさん入れたガスパチョ風の冷製スープでクールダウンを演出したり。温泉卵に枝豆のすり流しをかけると色鮮やかで涼感をそそる、粋な一品に。いずれにしてもキッチンに立つ時間は短く、オーブンはなるべく使わないような調理法にしたいですね。
テーブルコーディネートは本格的でなくても大丈夫。テーブルのセンターにお花やキャンドルを飾るといつもと違った雰囲気に。クロスはテーブル全体にかけて、もう一枚トーンの合ったものを斜めにかけると簡単にセンスアップ。ナイフ、フォークのセッティングが終わったら、お皿を2枚重ねることを忘れずに。せっかくですからコース料理のように一品ずつサーブしてみましょう。前菜、スープ、メイン料理、最後にデザート。デザートの前に数種類のチーズを出すとより本格的に。このレストラン風のコース料理の演出は子どもたちにも大好評で、いつもよりお行儀がよくなるから不思議ですね。
パーティーと言っても堅苦しいものではなく、もっと気軽に考えてみてはどうでしょうか?ホスト側はついお料理の用意で面倒に感じてしまうかもしれませんが、何種類もの料理をすべて手作りする必要はないんですよ。パリではチーズとワイン、バゲットだけのパーティーも珍しくありませんでした。
一品だけ手作りしてあとはケータリングを利用するという手もあります。デリカテッセンの持ち寄りパーティーというのもいいかもしれません。とにかく、家族同士が集まって楽しく過ごすことが目的ですから、できるだけホスト側の負担にならないようなホームパーティーを楽しんでほしいですね。
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