“女性が喜ぶこと”をポイントに、ファッション関係を中心としたPR・商品開発に携わる「アプリーレ代表」加藤裕子さん。
神戸発のお洋服を中心に国内外のブランドを招き、豪華なゲストモデルやライブで全国女の子を魅了しているファッションイベント「神戸コレクション」の立上げ時からプレスとして運営に関わってきたり、時にはタレントさんと、まさにカラフル・エイジ世代向けのキレイになれる商品の開発、アーティストプロデュースと多方面で活躍されています。第一線で活躍するプロが、30代・40代のファッションにアドバイス!
ブログ:http://ameblo.jp/aprire61/
手持ちのレザージャケットこげ茶とベージュを仕事でも着たいのですが、どんなコーディネートをすればいいかわかりません。
かっこよく、そしてエレガントに着こなしてさっそうとオフィスに登場したいです!
コーディネートのアドバイス、よろしくお願いします!
思い切って、レオパードやヒョウのアニマル柄のスカートを合わせてみてはどうでしょうか。
パンツだと80年代を通り越して70年代までタイムスリップしてしまいそうなので、あくまでもスカートで、できれば膝少し上がオススメです。アニマル柄は何かと敬遠されがちですが、ダークトーンでコーディネートをすれば、むしろ品の良さと堂々感が演出されます。
インパクトが強い分、ジャケットの下に着るトップスは、レザージャケットとアニマル柄の強さを和らげる効果を狙い、シフォン、チュール、レース、サテンで魅せるブラウスがステキですね。
足元は、ジャケットと同じ色目、あるいはボトムスの中の色目からセレクトしたロングブーツで。思い切れる方は、オレンジ系のスエードのパンプスを、茶系のタイツと合わせていただくと足が長く、細く見えると思います。その際、スカート丈は恐がらずに膝を出してくださいね。
あとは、ジャケットの胸元には柔らか素材のブラウスを押さえる役割も込めて、茶系とゴールドがミックスされた大小の石が組まれたロングネックレスを。ぐっと大人っぽさが加わります。
太ってみえるから と言う理由で、ペールトーンでコーディネートをするのを諦めてしまう方が多いのですが、中途半端に自信の無いスタイリングをすると、もっとちぐはぐな印象になります。
レザーのベージュジャケットというのは、着ていらっしゃる方がいそうでいないアイテム。思い切って、ベージュトーンで全身を決めて、颯爽感を出しましょう。
そのポイントはパンツ。ここでスカートにしてしまうと、足元とボトムスの間、すなわち足の部分で1色コーディネートのセオリーが寸断されてしまうのです。
ということで具体的には
お尻が気になる場合はワイドタイプのちょっと肉厚ウールのパンツを選びましょう。気にならなければ、裾はダブルにしてちょっとデザインで重みを表現。
トップスは薄手の胸元の開いたセーターを。ベルトはちょっと太目のシャイニーなもの選ぶとベージュトーンの潔さが目立ちます。色は、抑え目のゴールドかブルーがかったシルバーなどが新鮮。
胸元が開いているので、アクセサリーは短い物を一つと、長めのものを2重にしたモノを組み合わせてボリュームを出します。外出時はちょっと寒いかもしれないので、今季注目のファーをまくといいですね。足元は、ラインストーンが華やかにあしらわれたパンプスでゴージャスに!