生まれたばかりの赤ちゃん。あどけなさが残る幼稚園児。日々の子育てに忙しくて学校のことなんて遠い未来のように感じられるかもしれませんが、今から将来の教育費を見据えて貯蓄を考えるのは決して早過ぎることではありません。以下のデータを参考に、「必要な教育費」「今準備できているお金」「これから準備するお金」に分けて考えると、貯蓄目標が見えてきます。
公立 | 私立 | |
幼稚園 | 総額(3年) 729,962円 |
総額(3年) 1,611,457円 |
小学校 | 総額(6年) 2,003,070円 |
総額(6年) 8,240,327円 |
中学校 | 総額(3年) 1,414,387円 |
総額(3年) 3,800,593円 |
高等学校 | 総額(3年) 1,561,758円 |
総額(3年) 3,131,439円 |
国立(自宅)4年 国立(下宿)4年 |
498.2万円 841.7万円 |
短大(自宅)2年 短大(下宿)2年 |
373.1万円 535.1万円 |
私立文系(自宅)4年 私立文系(下宿)4年 |
700.0万円 1028.6万円 |
私立理系(自宅)4年 私立理系(下宿)4年 |
830.9万円 1159.6万円 |
私立家政 4年 芸術・体育 保健科 |
1126.4万円 |
私立医歯系(自宅)6年 私立医歯系(下宿)6年 |
2961.1万円 3432.8万円 |
まだ子どもが小さいのに、文系か理系かなんてわからない、と思うのも当然です。これは親が進学のレールをすべてひくという意味ではなく、教育費用がどれくらいかかるかを知った上で、貯蓄や住宅購入、専業ママなら仕事を始める時期などを考えましょう、というご提案です。
また、子どもたちは昔と違って塾や習い事に大忙し。学校以外の教育費もかさみます。そんな中で、みんながやっているからと何でも習わせるのではなく、子どものやる気と資質をきちんと見た上で必要なものを選んでいく、という考え方が大切。家計の見直しになるだけでなく、習い事の内容をきちんと見極めることにつながりますから子どもの教育という点でもプラスになります。わざわざ習わせなくても、家庭でできることもあるかもしれませんね。