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「おうちガーデン」の楽しみ方 第1回「玄関までのアプローチ<冬編>」

Interview インタビュー

のぶえさん
※プロフィール
マンションでのベランダガーデン、ベランダファーム経験を経て、都市郊外に一軒家を建てた現在は、せっせと自分好みの庭作りを楽しんでいる。家の中にお花や観葉植物を飾るほか、プリザーブドフラワーのアレンジや、木の実やモス、自然素材を使ったリースやトピアリーなどのアレンジも自分で手がける。最近、近くの園芸店で仕事を始め、知識とスキルをもっと磨くために勉強中。
夫、小3の息子、小5の娘との4人暮らし。

寒い季節に大活躍のビオラに季節感をプラスして

玄関までのアプローチ、足もとにお花があると心がはずみますよね?広さに関係なく、お気に入りの花や小物で自然に飾った小道は毎日通る家族でさえも微笑んでしまいますから、はじめて訪れる人にとってはなおのこと。さりげない「おもてなし」に感じてもらえるのではないでしょうか。


写真は、色がきれいな「ビオラ」に、この季節ならではの「おどり葉牡丹」でアクセント。パンジー・ビオラは冬の寒さにも強く、世話も簡単で重宝するため育てている人も多いと思いますが、最近は品種も色数もさまざまで、コンテナガーデンにもぴったり。もちろん花壇や地植えにもOK!単品でも、寄せ植えでも、とにかく冬場に活躍してくれる花苗のひとつですね。

わが家のアプローチです!
その日の気分でselect

寄せ植えは環境を合わせたメンバーで

写真の寄せ植えは「ブラキカム」「ジュリアン」「イベリス」「ムルチコーレムーンライト」。相性がよく、色鮮やかに咲いてくれています。


寄せ植えの場合は一つの鉢に入るので、同じ環境で育つメンバーを選ぶことが大切。冬場は花苗によって寒さに強いものとそうでないものがあるので、気をつけて。耐寒性のあるものは大丈夫ですが、5度前後を必要とする半耐寒性の苗は要注意。秋から徐々に寒さに慣れたものは大丈夫でも、お花屋さんからいきなり寒いところに出ると寒さにやられてしまうことがあります。 おすすめ苗は、ストック、金魚草、リナリア、ノースポール、デージー、ジュリアン、サクラソウ、アネモネ。ミニ水仙もミニ葉ボタンと組み合わせると「和」っぽい感じでかわいいですね。 霜が当たらなくて日がよく当たるなら、バコパもおすすめ。冬にかわいい花を咲かせてくれます。


ノースポールやデージーは株が横に張るので、空間をあけて植え付けてあげてください。 アネモネも球根ですが、土の量を必要とするので他との組み合わせには注意! 気温や降霜、日当りなどによっても違うため一概には言えないのですが、いろいろ試して自分のおうちの環境に合ったものを探し出してくださいね。北向きの玄関の場合(うちもそうなのですが)日照が足りないことがあるので、たまには日光浴をさせてあげてください。日照が足りないと花つきが悪くなることがあるので…。 チューリップの芽がそろそろ顔を出してきていますね。チューリップは水切れを嫌うので、とくにテラコッタの鉢に植えている場合は水切れさせないように気をつけてください。あと、寒い時期の水やりは、温かい日中にあげてくださいね。 春が待ち遠しいですね。

ピンクのジュリアンは
バラ咲きでかわいい!


アネモネのまっすぐ伸びる姿は
凛としてますね。
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