八田 誠二先生
※プロフィール
体育大学卒業後、スポーツ整形外科での7年間勤務 (一般の方からアスリートまで、約1000人以上の指導)を経て、現在はフリーのパーソナルトレーナーとして活動中です。他には、専門学校や大学での非常勤講師、チームトレーナー、治療の先生やトレーナー対象のセミナー講師などもさせていただいております。
※資格
NSCA認定(全米ストレングス&コンディショニング協会)
CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
加圧トレーニングインストラクター、スポーツ整体(カイロ)
JHCA認定 フィジカルコンディショナー
国際スポーツニュートリション協会認定 サプリメントアドバイザー
国際救命救急協会 CPR・AED
※指導歴
大学サッカー部(2部昇格)、高校陸上部(高校総体 団体優勝)、高校バレーボール部(春高バレー出場)、高校野球部(名門校)など
ブログ
http://ameblo.jp/totalbody-adviser/
コスパ西大寺
http://www.naraspo.net//cospa-saidaiji/web
コスパ五位堂
http://www.ogsports.co.jp/store/st209.html
アンチエイジング・エクササイズとは、年齢で諦めずに美しく体を絞ること。体重を落とすだけのダイエットではなく、内側からの健康と外見のスリム化を目指したエクササイズです。「中からヘルシー、外はメリハリ」をコンセプトに、リバウンドしない、健康的で引き締まったボディ作りを始めましょう!
脚のラインは生まれつきだから・・・と諦めていませんか?確かに遺伝的な要素はありますが、コツを押さえたトレーニングで印象はかなり変わってきます。脚のタイプごとに考えてみましょう。
「脂肪が原因の場合は「運動サイクル」「食サイクル」の改善が必要です。
脂肪量は、日々の「運動習慣(消費カロリー)」と「食習慣(摂取カロリー)」でほぼ決まってしまいます。ですから、今と同じ生活習慣で毎日を過ごしていると・・・脂肪の量は変わりません。おなか、背中、二の腕、お尻、太ももなどにつきやすく、なかなか落としにくいと悩んでいる人も多いはず。しかし、「運動習慣(消費カロリー)」と「食習慣(摂取カロリー)」を変えることによって脂肪量は確実に減っていきます。
人が動くためにはエネルギー源が必要です。ご飯類、麺類、パン類、甘いもの、果物、アルコール類などがエネルギー源になるのですが、これらの合計が1食あたりに必要な分量を超えた場合、その分だけ脂肪になります。まずはこれらの食品群の中から過剰な分を減らし、その分タンパク質量を増やしていくことをお勧めします。(詳細は次回ご紹介します。)運動では有酸素運動(ウォーキングなど十分な呼吸をしながらできる運動)、加圧トレーニングが効果的です。
太ももの前、太ももの外、ふくらはぎに余分な筋肉がついて太くなっている原因としては2つ考えられます。1つは、日頃の間違ったトレーニング。パーソナルトレーナーにチェックしてもらうことで改善できます。もう1つはトレーニングとは全く関係なく、普段使わなくなってしまった筋肉をかばって太くなってしまったケース。「お尻や太ももの裏」が使えていないと、太ももの前やふくらはぎが太くなります。
例えば階段の上り下りや、たくさん歩いた時などに太ももの前やふくらはぎが疲れる方は、これに当たります。歩けば歩くほど太ももの前やふくらはぎを使いますので、筋肉が維持されてなかなか細くならないのです。
太ももの外側が疲れやすい方は、「股関節周りの中の筋肉」が使えていないことが多く、太ももの外側に筋肉がつきやすくなりがちです。
または、「体幹の中の筋肉」を上手く使えていない方は重心が変わり、太ももの前、太ももの外、ふくらはぎの3つの筋肉が発達してしまいます。改善方法としては、後ほど紹介する「美脚エクササイズ」が効果的です。
骨格をきれいなラインに整えるために「美脚エクササイズ」が効果的。
そのために、まずは骨格の歪みを分類してみます。
膝立ちの状態で手を前に出します。
お腹を締めてスタートポジションを作ります。
ふくらはぎのつりやすい方は、足の指先を立てておきます。
スタートポシションから、息を吸って吐いて再度お腹を締め直してから、図のように身体を倒して静止します。
5秒間静止してスタートポジションに戻ります。
腰や膝に痛みのある方は無理のない範囲で行ってください。
5~10回 2~3セット
横向きに寝て下の手は腕枕、上の手は軽く床に触れ、膝は90度くらいに曲げておきます。お腹をしめてスタートポジションを作ります。
スタートポシションから、息を吸って吐いて再度お腹をしめ直してから、図のように膝を開いていきます。このとき骨盤が開かないように注意します。
更に②の状態から膝を伸ばしていきます。このとき、膝の位置が落ちないように気をつけます。
③から②の状態まで膝を曲げて戻していきます。ここまでの一連の流れはお腹を締めながら行います。
膝を閉じてスタートポジションに戻ります。膝や股関節に痛みのある方は無理のない範囲で行ってください。
3~5回 1~2セット