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アンチエイジングの第一人者、同志社大学 米井教授にインタビュー「10年後のためのアンチエイジングは今からスタート!」

Interview インタビュー

アンチエイジングのためには、「睡眠」が大切!

アンチエイジングにはストレスをためないことが大切なのはわかっていただけたと思うのですが、日々実践できることは、やはり「休養&睡眠」。ストレス発散のために何か始めるにしてもまずは休養をとってから。身体を十分に休めた上で次の行動を起こさないと、ストレスが蓄積されてしまいます。


そして、よい睡眠をとることがとても大切。身体のリズムを整えるためには早寝早起きがベストですが、早く寝られなくても睡眠の質がよければ大丈夫。一般的に浅い眠りと深い眠りを一晩のうちに4〜5回繰り返すのですが、そのリズムが整っていて、寝つきが良く、ぐっすり眠る時間があれば眠りの質はいいと考えられます。眠る30分前には静かに過ごす、アロマを焚く、自分に合った寝具を試す、規則正しい生活をおくる、昼間に適度な運動をするなど、心地よく眠る工夫をしましょう。

糖化はアンチエイジングの大敵!

スイーツや炭酸飲料の過剰摂取がダイエットによくないのは知られていますが、エイジングにまで影響を与えることは知っていましたか?摂取した糖分が身体の中にあるタンパク質と結びついて体内に蓄積されることを「糖化」というのですが、実は「酸化」よりもお肌や身体を老化させてしまい、糖尿病や動脈硬化、骨粗鬆症、アルツハイマー病などの疾患に影響することもあります。つまり、「糖化はアンチエイジングの大敵」なのです。(アンチエイジングドックで蓄積量を測定することができます。)

アンチエイジングな食事の仕方とは?

糖化を防ぐには食生活が重要になってきます。一番大切なのは、急激に血糖値が上昇しないような食べ方をすること。(=高血糖160mg/dl以上を避ける)そのためには以下の5つのポイントに注目してください。

  • 胃を空にしてから食べる
    空っぽになった胃に食べ物が入ると胃の壁を刺激し、分泌されたグレリンが成長ホルモンを促進させます。(成長ホルモンについては次項で説明します)
  • よくかんでゆっくり食べる
    「スローフード」は急激な血糖値上昇を防げます。忙しくても最低20分ぐらいはかけて食事をとりたいですね。
  • 食べる順序に気をつける
    野菜・海草から食べて、次に肉・魚、最後にご飯や麺、パンといった炭水化物を摂るようにしましょう。
  • 就寝まで2〜3時間あける
    寝る直前の食事は避けましょう。
  • ジュースや炭酸飲料などジャンクフードは避ける

成長ホルモンは大切な、アンチエイジングの源!

大人になると分泌量が減ってしまう成長ホルモンは、筋肉、骨、皮膚や内臓などの成長を助ける、通称「若返りの妙薬」。分泌を促すために必要なのは

  • 質の高い睡眠
  • 適度な運動
  • 適正タンパク質、アミノ酸
  • 空の胃袋への刺激

これらのものを積極的に取り入れることで成長ホルモンの分泌を促せます。


逆に、成長ホルモン分泌の妨げとなるのは

  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 糖質過剰摂取

これらを避けることで体の中のアンチエイジングはもちろん、美肌作りにも効果が高まります。

いつまでも若くキレイでいたい、その気持ちが大切!

母として、女性として、キレイでいたいと思う気持ちこそが、何よりも大切なアンチエイジング。自分なりの目標を持ったり、自分磨きを楽しむことで、エイジングを遅らせることができるでしょう。メンタル面の充実はアンチエイジングにとって大切な要素の一つですから、前向きに楽しめる毎日を積み重ねてくださいね。

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