最近、日本でも子どもを中心に定着したハロウィン。
英会話教室やテーマパークでのイベント色が濃いけれど、仮装をしたり、パーティーをしたり、家族やご近所ファミリーと遊べる秋のイベントだから、思い切りノッてみるのも楽しいですね。
ヨーロッパ先住民族、ケルト人の収穫祭が10月31日。このとき霊界の扉が開いて精霊や魔女たちが霊界からやってくると信じられており、身を守るために仮面をかぶって仮装していました。日本のお盆のように死者がこの世に帰ってくると考えられていたので、連れて行かれないようにしたんですね。やがてこの風習がカトリックに取り入れられ、キリスト教の聖人を祝う万聖節(11月1日)の前夜祭となりました。
特にアメリカでは子どもたちのイベントとして広まり、近所の家にお菓子をねだりにいく「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)と楽しむようになったのです。
かぼちゃをくりぬいてキャンドルを立てたランタン(ちょうちん)は「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれ、悪い霊を追い払う意味で玄関先に飾られます。日本でもこのハロウィンかぼちゃを売る店が増えていて、ホームセンターや大型スーパー、園芸店、通信販売でも手に入るようです。
かおりさん(34歳)
近所のママ友たちと、夜にイベントをしました!
それぞれの家の玄関先に大人が待機し、そこへ仮装した子どもたちが訪問。いつも行く友だちの家なのに、夜は雰囲気が違って子どもたちもちょっぴり緊張気味。「トリック・オア・トリート」と言ったら用意していたお菓子を渡しました。参加した家族は12件!意外とパパたちの方が凝ってしまい、ガイコツのかぶりもので子どもを泣かせてしまったパパも(笑)幼稚園児から中学生まで、結構、みんな本気で仮装をして楽しみましたよ。
めぐみさん(37歳)
「ジャック・オ・ランタン」作りにチャレンジしました!
あのオレンジ色のかぼちゃって、意外とやわらかくてくりぬきやすいんですよ。私は段ボール用のカッターを使いました。目と口をマークしてから上部を切ってスプーンや手で中身をかき出し、最後にマークにそって顔を作りました。ただ、生ものなのであまり早い時期に作ってしまうとハロウィンまでもたないかも。気候にもよりますが、私は1週間前に作って何とかハロウィン当日まで無事でしたよ。