さるせん(学童保育所現役指導員)
※メッセージ
指導員になって早20年!子どもと過ごすのが、ますます楽しくなってきました。いつの時代も子ども達の元気は、周囲を元気にすると思っています。子ども達と、パワーのやり取りをしながら過ごしています。
現代社会から欠如してきていると言われる、「ヨソユキ」。
親子で「ヨソユキ」をしっかり持っていますか?
民宿に泊まった時のこと。宿泊客の中に、朝まで部屋で騒いでいるグループと、静かに和気あいあいと過ごしているグループがありました。同じ年頃の大学生らしき2つのグループですから、「若いから」という言い訳は通用しません。
自宅を一歩出たら、もうそこはヨソユキの世界。「他人行儀でよそよそしい」ということではなく、「節度をもった行動が必要とされる」ということではないでしょうか。
「小学生だから電車の中でさわいでも仕方がない」「映画館や公民館で子どもがじっとしていられるわけがない」と、親が「ヨソユキ」を放棄しては困ります。 たとえ完璧にできなくても、公共の場でのマナーは小さい時から言い聞かせることが大切。親があきらめて注意をやめると、子どもは「いけないこと」だと思わなくなってしまいます。