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「やせる」より「ひきしめる」!第2回「骨盤のゆがみが体によくない理由は?」

Interview インタビュー

ダイエットの基本として骨盤のゆがみを直すことはよく知られていますが、そもそも「ゆがみ」は体にとってどういう影響があるのでしょうか?

骨盤のゆがみは体に悪影響を及ぼす

人間は進化して二足歩行をするようになったにも関わらず、体格の割にはそれを支える骨格が細いため、二足歩行を行うにはもともと無理があります。年齢を重ねるうちにだんだんその無理がたたり、常にかかっている重力の影響もあって不安定さを増すため、骨盤にゆがみが生じるのです。


また、ひと昔前に比べて歩く機会が減ったことで、足腰や骨盤周りの筋力は落ちています。特に女性はショルダーバッグをいつも同じ肩にかける、高いヒールの靴をはく、座るときに足を組むといった習慣があるため、さらに骨盤のゆがみを助長してしまっています。 その結果、体の前後左右のバランスが崩れて姿勢が悪くなり、腰痛や足の疲労、肩こりやしびれを起こす原因となって、内蔵の機能が正常に働かなくなることもあるのです。

普段の生活で気をつけることは?

仰向けに寝て、足を骨盤の幅に開き、身体の力を抜きます。かかとを支点にして、足でバイバイするようなイメージで足先を振ります。
ちょうど90度くらいが理想、両方に大きく開いていたり、ほぼまっすぐや、片方だけ開く場合は、骨盤のバランスが偏っていたり、ゆがんでいる可能性があります。


ゆがみが小さかったり、それに伴う体の痛みがない場合は簡単な体操からはじめてみてはどうでしょうか?痛みや不調があったり、気になる場合は専門家に相談することをおすすめします。
ゆがみがあるまま筋トレやスポーツを続けるとそのまま筋肉がついてしまい、結果的に体に負担をかけることになりますので、まずはゆがみを直すことが先決です。

骨盤のゆがみがあったらどうする?

せっかく骨盤のゆがみが直っても、姿勢が悪いままだとまた元に戻ってしまいます。できるだけ普段の生活の中で体を整えるようなくせをつけましょう。


  • 椅子に座るときは足を組まない
  • 床に直接座るときは足を左右に広げて座らず、足を伸ばして座る長座か正座、または座椅子を使う
  • 片方の足にだけ重心をかけて立たない
  • 荷物を同じ肩にかけ続けない
  • 歩くときは猫背になったり、逆にそり過ぎて胸やお腹を突き出したりせず、胸部を上に引き上げるイメージで歩く

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